校長室より

2月10日 校長講話「見ざる 聞かざる 言わざる」

2023年2月16日 08時33分

 おはようございます。久しぶりに体育館に、全校のみなさんが集まることができました。みなさんの顔を見ながらお話しできるので校長先生もとってもうれしいです。でも、まだまだ、インフルエンザやコロナ感染症が心配です。引き続き感染症対策をしっかりと頑張ってください。

 さて、今日は「見る 聞く 話す」でも、「見ない 聞かない 話さない」というお話です。まったく逆のことですが、どちらも大切というお話です。

 ずっと昔、小学校や中学校ができる前は、寺子屋というところで、子どもたちは「読み 書き そろばん(計算ですね)」の勉強に加えて「見る 聞く 話す」という勉強をしていました。いろんなことをよく見て、人の話をよく聞いて、自分の考えをしっかりと話すということです。このことは、今の学校でも大切なことですね。長津小学校でも、3学期の目標の一つに、「人に自分の考えが伝わるように工夫して話す。」ということを始業式の時にお願いしました。みなさんが、これから生活していくうえでとても大切な力ということは、みなさんも知っていると思います。

 ところで、ここがどこか知っていますか?6年生は、知っていると思いますが、「日光東照宮」です。東京の近くの栃木県にあって、江戸幕府を開いた徳川家康をお祭りしている神社です。もしかしたら行ったことがある人もいるかもしれません。その日光東照宮の外壁の飾りに3匹の猿が飾られています。「見ざる 聞かざる 言わざる」といいます。こういうと知っている人も多いと思います。「~ざる」とういい方は、昔の言い方で「~しない」という意味です。サルという言葉にかけてダジャレぽくしているので、結構多くの人が知っていて、あまりにも有名です。この猿は、子どもの猿です。この猿たちが成長する様子を猿の一生として飾っているので、これ以外にも多くの猿が飾られているそうです。この猿たちは、「人の悪いところばかりを見たり、聞いたりしない。人が嫌がることや悪口を言わないことが、生きていく上で大切だ」ということを教えてくれています。校長先生もその通りだと思います。

 今日のお話から、皆さんに伝えたいことは、授業中には、「読み 書き 計算」に加えて「たくさんのことを見て、友達の話や先生の話をしっかりと聞いて、そして、自分の考えをしっかりと発表してほしいということと、「友達の悪いところを見るのではなく、良いところや頑張っているところを見ること、友達の噂話や悪口をきくのではなく、だれかが言っていたら注意すること、そして、友達の悪口や嫌がることをいうのではなく、良さや頑張っていることを伝えてほしいということです。本年度も、あと1か月と少しとなりました。よく学び、思いやりの気持ちをもって仲間を大切にして笑顔いっぱい、元気いっぱいに生活してほしいと思います。

令和5年1月10日 三学期始業式 式辞

2023年1月13日 12時02分

みなさん、あけましておめでとうございます。

 充実した冬休みになりましたか。本当なら、始業式を体育館で皆さんの顔を見ながらしたかったのですが、皆さんも知っているとおり、感染症の心配がありますので、今日は、大事をとってMeetで行います。皆さんも、これまで以上に、マスク、手の消毒、黙って給食など、感染症対策に気を付けてください。

 さて、2023年(令和5年)が始まりました。干支でいうと、今年は卯年です。うさぎです。6年生と5年生の中に「うさぎ年生まれ」の人がいると思います。手を挙げてください。この人たちのことを「年男」「年女」といいます。年男、年女は縁起が良いと言われ、いろんなことの先頭に立つリーダー的役割を果たしたり、良いことがたくさんあったりすると言われています。今年はうさぎ年の順番です。特に頑張ってください。といっても、12年に1回、全ての人に平等に回ってくることであり科学的な根拠もないので、校長先生は、うさぎ年の人だけでなく、周りの人に優しくできる人や目標を持って頑張っている人全てに良いことが平等にあると思います。うさぎはどんなイメージがありますか?ぴょんぴょん跳ねます。ジャンプです。飛躍の年です。いろんなことに挑戦して大きく成長してください。

 さあ、今日から3学期です。新しい年の始まりですが、学校では、1年のまとめをして次の学年に繋いでいく3学期です。0学期ともいわれます。来年1学期を迎える前の準備の学期だからです。そこで皆さんに、この3学期、0学期にできるようになって次の学年につないでほしいことを3つお話します。

 まず、一つ目は、「相手に伝わるように、はっきりと聞こえる工夫をする。」です。今は、マスクが当たり前になっています。でも、それで友達とコミュニケーションがうまく取れなかったりしたら何にもなりません。マスクをしていると、話している口の形も見えません。表情も半分ぐらいしか見えません。だからこそ、はっきりとした発音で、ゆっくりと、相手を見て話す必要があります。朝のあいさつでは、校長先生の目を見て挨拶してくれる人が増えました。とっても嬉しいです。でも、下を向いてする人もいます。マスクがなければ、口が少し動けば挨拶をしているのかなと校長先生も思いますが、マスクをしていて声が小さくて聞こえなかったら、挨拶をしていないのかなと思います。地域の人にも同じです。相手の目を見てはっきりとした挨拶をしてほしいと思います。マスクをしていても、相手に伝える工夫と努力をしましょう。まずは、朝の挨拶。次は、授業のはじめと終わりの挨拶。次は、音読。そして、発表・・・と、頑張ってください。

 2つ目は、漢字と計算を頑張ることです。当たり前のことですが、これができないと一つ上の学年の勉強で困ります。1年生の終わりで、足し算、引き算ができなかったら、2年生で習う九九ができません。九九を覚えていなければ、3年生以上で習う掛け算や割り算のひっ算ができません。ひっ算ができなければ、文章題や面積や体積の計算ができません。また、国語では、その学年で習う漢字を覚えていなければ、文章もいい加減にしか読むことができないし、人を納得させたり感動させたりする文章も書けません。人には、得意、苦手もありますが、それでも、その学年で身に付けなければならないことは、しっかりと身に付けてほしいと思います。

 3つ目は、縄跳びを頑張るです。うさぎのようにぴょんぴょん跳ねてください。これも、得意な人、苦手な人、いろいろだと思いますが、去年の自分より多くの飛び方でたくさん跳べるように目標を決めてほしいと思います。例えば、持久飛び(時間跳び)は、低学年で1分以上、高学年で3分以上は跳べるように努力してください。3分以上ですから、得意な人は10分20分とめざしてほしいと思います。目当て、目標は、自分で決めて達成するものです。縄跳びで達成できる人は、他のことでも頑張って伸びていきます。頑張る練習です。小学校のうちにしっかりと身に付けてほしいと思います。

 3つ言いました。相手に聞こえるように伝わるように話す。計算、漢字を頑張る。縄跳びを頑張る。うさぎ年ですよ。次の学年に向けてしっかりとジャンプしてください。

12月23日 2学期終業式 式辞

2022年12月23日 09時31分

 今日で2学期が終わります。9月に2学期が始まった時は、まだ、夏の暑さも残っていて汗をかきながら陸上の練習をしましたね。それが、今では、季節も移り変わり、銀杏や桜の葉もすっかりと落ちて冬となりました。この77日という長い2学期に、皆さんは、友達と一緒に、いろんなことに挑戦し、心も体も成長したと思います。

 さて、皆さん、2学期の初めに校長先生が皆さんにお願いしたことを覚えていますか。それは、「心のスイッチを切り替えること」です。人に「させられる」にではなく、自分で「さあ、やるぞ」というスイッチに切り替えることです。そして、「すごい人と比べるのではなく、去年の自分、昨日の自分、朝の自分と比べて、少しでもできるようになったら素晴らしい。その積み重ねが大きな成長につながる。」と言いました。どうでしたか。校長先生と一緒に、少し振り返ってみましょう。

 まず、校内音楽会は、どうでしたか?練習の初めは難しかったと思います。自分のパートができるようになっても、みんなで合わそうとすると、速くなったり遅くなったり、また、どこを演奏しているのか分からなくなったりした人もいたと思います。それでも、練習を重ねて、曲を完成させました。校長先生は、一人一人の頑張りも素晴らしいと思いますが、それぞれの学年で、一つのものを完成させるために、指揮者に合わせ、友達の音を聞き、自分ができていないところは自主練をして、心を合わせて頑張ったことが、聴いてくれている人に感動を与え、また、かけがえのない思い出なったと思います。

 次に、12月6日のマラソン大会はどうでしたか。皆さんは、マラソンタイムの時間や自分で時間を見付けて、一生懸命に練習していました。当日も、前を走っている人を追いかけ、一秒でもタイムを速くしたり、順位を上げたりするために、みんな前を向いて頑張っていました。走り終わった皆さんの顔は、「やったー」という顔、悔しそうな顔、しんどくたまらない顔と人それぞれでしたが、全員が素晴らしかったと思います。「やったー」という顔はもちろんですが、悔しい顔もしんどい顔も、自分に負けないように一生懸命に頑張らないと現れません。がんばった証です。結果も大切ですが、目標に向かってみんなで競い合って頑張ったことが皆さんを成長させたと思います。

 また、生活科や大椋学習では、たくさんの地域の人が皆さんのために協力してくれました。「町探検」「昔さがし」「里芋掘り」「さつま芋掘り」「しめ縄作り」「むかし遊び」と、それそれの学年でテーマを決めて自分でいろんなことについて調べたりまとめたり、大椋集会で発表したりしました。地域の人も、皆さんの笑顔が見えてとっても嬉しかったと思います。また、皆さんも地域の人に教えてもらったり褒められたりしながら、一緒に活動できて楽しかったと思います。誰かが見ていてくれるって本当にうれしいものです。感謝しなきゃいけないです。この感謝の気持ちがお互いの心を温かくして、地域の人の喜びと皆さんの成長につながったと思います。

 まだまだ他にも、毎日の勉強などいろいろありますが、この後、通知表をもらって、まずは自分が頑張ったところを確認してください。通知表をもらうときに、担任の先生にたくさん褒めてもらってください。先生方、よろしくお願いします。

 さて、明日からは、いよいよ冬休みです。お正月です。大掃除や年賀状、餅つき、大晦日、新年の挨拶(お年玉もついているかな)などいろいろとあります。楽しみですね。おうちの手伝いをしっかりとしてお正月を楽しんでください。そして、新年のめあても立てておいてください。目標の立て方は知ってますね。すごい人と比べるのではなく、今の自分より少しレベルの高い自分の手の届きそうな目標を立てるんですよ。それでは、事故なく家族やお友達と楽しく冬休みを過ごしてください。感染症も心配されます。手洗い、うがい、マスクの着用、3密を避ける。友達と外で元気に遊ぶのはいいけど、家にあがるのは少しの間、遠慮した方がいいね。それでは、1月10日に、元気な皆さんに会えるのを楽しみにしています。 

11月25日 校長講話 マラソン

2022年11月25日 15時30分

 みなさんおはようございます。先日のサッカーワールドカップ見ましたか。ドイツ戦。2対1で日本の勝利。感動しました。スポーツって本当にいいですね。

 ところで、みなさん、12月6日(火)は何の日か知っていますか?マラソン大会です。マラソンが好きか嫌いかと聞かれたらどう答えますか?迷う人もいると思うので、どちらかというと好きな人?どちらかというと嫌いな人?校長先生は、小学校の時どっちだったと思う?実は、あまり好きではありませんでした。どうしてかというと、遅いからです。しんどいからです。どんなに本番一生懸命に走っても後ろから数えた方が早かったです。苦しい苦しいと思いながら、早い人はええな。あんまりしんどなさそうで・・・。と思っていました。そんなことはないんですけどね。みんな自分の限界で走っていますから。もしかしたら校長先生と同じように思っている人もいるかもしれません。

 それでも、ある時を境に、ちょっと好きになりました。それはね、先生になって、PTAの駅伝大会に出るようになってからです。駅伝というのは、マラソンのリレーのようなものです。6人で、タスキのバトンを渡す競技です。はじめ、出てと頼まれたときは、「え~、いやじゃ~。」と思いました。でも、仕事なので嫌々練習を始めました。2.5Kmぐらい走るんだけど(5・6年生と同じくらい)一番はじめにタイムを計った時は15分くらいかかったのを覚えています。それから、1週間、毎日3Kmぐらい走る練習をして、またタイムを計ってみました。すると、13分くらいになっていました。ちょっとうれしかったです。そして、1週間ごとにタイムを計りました。今日は10秒縮めるぞとか、5秒縮めるぞとか目標を持って走りました。はじめは、30秒ぐらい縮まっていたけど、最後の方になると、少ししか縮まりませんでした。だんだん、速くなってきたから当たり前ですね。それでも、練習を重ねて、毎週少しずつ速くなるのがとてもうれしかったです。3ヶ月くらい練習して、本番は、9分58秒でした。ゴールしたときには、立てないくらい、話せないくらいしんどくて倒れるかと思ったけど、逆に、そのしんどさが「自分は限界まで挑戦したぞ」という満足感に繋がりました。10分以内が目標だったので、その日、チームのみんなと飲んだビールは、本当においしかったです。順位は、あんまり良くはなかったけど、全然気になりませんでした。その時、人と比べて自分を評価することの無意味な事に気が付いた気がします。人と比べて速くても遅くても、自分が努力して、少しずつ進歩したら、それがうれしいということに気が付きました。次の年もPTAの人から駅伝に誘われました。去年と違い、「よし!がんばるぞ!」という思いで引き受けました。9年間その学校では走りました。最終的には8分48秒でした。人と比べずに、自分の中で目標を決めて、一歩一歩階段を登っていけば、苦手な事でも、自分のちょっとした成長に喜びを感じ、そこそこできるようになるもんだと思いました。このことに、マラソンが嫌いだった小学校の時に気が付いていたらとも思います。

 今 みなさんは、中休みにマラソンの練習をがんばっています。それぞれが目標を持っていると思います。タイムが速くなる練習方法を教えます。それは、自分と同じぐらいの速さの人と一緒に走ることです。そうすると、お互いに頑張れますね。時々、一緒に歩いている人を校長先生は見ます。見学で歩いているのならいいですが、練習中に、2人、3人同時にしんどくなって歩くことなどめったにありません。ということは。その中の誰かがしんどくなって、周りの友達に、一緒に歩いてという雰囲気を出したということです。しんどくなったら、一人で歩いてください。友達の練習の邪魔をしてはいけません。一緒に頑張れるのが本当の友達です。励まし合いながら練習をして、当日、自分の記録や目標に挑戦してください。もしかしたら将来ワールドカップに出場できる友達ががこの中から生まれるかもしれませんね。

10月19日 講話講話 読書のすすめ

2022年11月24日 17時51分

 皆さん、この人を知っていますか?高瀬隼子(じゅんこ)さんといいます。どんな人かというと、お隣の新居浜市出身の小説家です。高瀬さんは、今年の夏に、芥川賞を受賞しました。本の世界には、いろいろな賞がありますが、その最高峰が、芥川賞と直木賞の二つです。芥川賞は小説家の芥川龍之介にちなんだ純文学賞で、直木賞は、直木三十五にちなんだ大衆小説に与えられる賞で、小説家にとっては、あこがれの賞です。その芥川賞を、土居のすぐ隣の新居浜市出身の人が受賞しました。昨年は、新宮の真鍋さんがノーベル賞を受賞したばかりですが、皆さんの身近な先輩の活躍は、すごいですね。ちなみに、高瀬さんは○○先生の高校の同級生だそうです。高瀬さんの子どもの頃は、本の虫で、近所にある本屋に、本を買っても買わなくても、しょっちゅう通っていました。お金がないときには、本屋の棚を眺めて、どこにどんな本があるか覚えていたそうです。本が好きになったきっかけは、はじめは、楽しい物語やハリーポッターみたいな冒険物のような本から読み始め、それがだんだん楽しくなって、いろんなジャンルの小説を読むようになりました。そして、自分で書くようになったそうです。高瀬さんは「小説は、どんな時も私を楽しませてくれる。読むことで、救われたりなぐさめられたりもする。私にとってかっこいい存在。小説家にひたすらあこがれ、その夢は小説家になった今も覚めることがない。」と言っていました。本当に本が好きなんですね。

 ちなみに、校長先生も時々本を読みます。教育に関する本だけでなく、小説をよく読みます。難しい本ではなくて、SF小説(タイムマシーン、宇宙、ロボット、四次元の世界など、未来的な不思議な)や冒険小説、恋愛小説なんも好きでよく読みます。高瀬さんみたいに小説家になれるかな?

 今日は、皆さんに読書の良さを伝えようと思うのですが、本を読むとたくさんいいことがあります。

①    記憶力が良くなります。 (37549276を見せる。)覚えた人?難しいね。勉強でもたくさんの事を覚えなければいけません。でも、なかなか覚えられなくて困っていませんか。本を読むと脳が活性化してよく働くようになります。また、集中力も上がります。

②    言葉が増えて喧嘩が減ります。皆さん、友達と喧嘩したとき、カットなって、友達にいやな言葉を言ったり、最悪、たたいたり蹴ったりしたことはありませんか。きちんと自分の言葉で、何がイヤなのか、どうして怒っているのかをきちんと伝えられたら、話合いで解決できます。また、言葉が増えたら、発表もたくさんできますね。

③    相手の気持ちが分かるようになります。物語は、楽しいだけでなく、悲しい、つらい、腹が立つ、悩むなど、いろいろな感情の登場人物が出てきます。本を読むと、その感情を想像し自分に重ねて読むので、相手の気持ちが分かるようになります。

④    体験できないことが体験できます。校長先生が好きな宇宙や未来のこと、冒険や謎の多い事件、恋愛など、現実の世界ではめったに体験できません。でも、本の中では体験できます。経験が増えます。

⑤    ストレス解消になります。ウキウキしたりドキドキしたり、また心を落ちつかせたりすることができます。

他にも良いことがたくさんありますが、今、言ったように、本を読むと本当にたくさんの良いことに繋がります。

 みなさん、図書室に行っていますか。学級別の本をたくさん読んだ人ナンバー1を紹介します。

1松 ○○さん、1竹 ○○さん 2松 ○○さん 3松 ○○さん 

3竹 ○○さん、4松 ○○さん 5松 ○○さん 6松 ○○さん です。

素晴らしいね。拍手!  ちなみに 全校ナンバー1は、〇〇さんで168冊です。すごいね!

図書室には、たくさん本がありますが、今回、また、たくさんの本を買ってくれました。ちょっと紹介します。

「ウラパン オコサ」?ウラパンは1でオコサは2だそうですよ。

「りんごかもしれない」かもしれないってどういうこと?じゃあ、なに?

「100円たんけん」どんな探検かな?

「ふたりはともだち」「ふたりはいっしょ」アーノルド=ローベル。ガマ君の作者だね。

「はたらくじどう車」調べ学習に役立つ本もあります。

「ことわざ絵本」犬も歩けば棒にあたる。日本にはいろんなことわざがあるから、楽しいよ。

他にも約100冊の新しい本が入りました。

読書の秋!気候も涼しく、また、日が沈むのも早くたっぷりの夜。本を読むには絶好の季節です。校長先生は今、東野圭吾(沈黙のパレードの作者)の本を読んでいます。「魔力の胎動」という作品を読み終わったら、それで完結せずに続きがあって気になって、続きをネットで買ってしまいました。楽しみです。  

校長室より

2022年11月24日 16時45分

9月1日 2始業式式辞

 皆さん、おはようございます。42日間という長い夏休みが終わりました。今朝、みんなの元気で明るい顔が見えて、校長先生は、とってもうれしいです。夏休みは、どうでしたか?新型コロナウイルスの感染症対策のために、できないこともあったと思いますが、今日の皆さんの顔を見ていると、自信を持って頑張ったと言える夏休みになった人が多かったのではないでしょうか。今日、全校登校日の時に出した残りの宿題や作品を持ってきていると思いますから、担任の先生に見てもらったり、みんなに自慢したりしてください。もしかすると、忘れたりできていなかったりする子もいるかもしれませんが、心配することはありません。今日帰って、できることを精一杯して、明日、出してください。そして、夏休みは終わりにして、新たな気持ちで2学期モードにしてください。

 さて、今日から2学期です。2学期は1学期より長いと思いますか?短いと思いますか?7日多いんです。今は、まだ暑いですが、この後、秋が来て、そして冬になるまでに、陸上記録会、音楽会や写生会、マラソン大会とたくさんの行事があります。気候も良くなり、スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋ですね。

 そんな2学期に皆さんに意識してほしいことがあります。それは、「心のスイッチの切り替え」です。何かをするとき、2つの気持ちがあります。一つは誰かに「させられる」と言う気持ちです。もう一つは自分自身の「やろう」という気持ちです。「させられる」という気持ちでやっている人は、誰かが見ていなかったら、サボったりいい加減にしたりしてごまかします。そして、褒美がないと何もしない人になってしまします。でも「やろう」という気持ちでしている人は、「何秒で走りたい」とか「漢字テストで何点取るぞ」とかいう目標が生まれます。そして、目標が達成できた時には、自分の自信につながります。

 誰が言ったのか分からないのですが、校長先生の好きな言葉に、こういうものがあります。「努力して結果が出ると自信に繋がります。努力せずに結果が出ると傲りになります。努力せず結果も出ないと後悔が残ります。努力して結果が出なくても経験が残ります。」どうでしょうか。

 また、目標を持つときに、人と比べる必要もありません。昨日の自分や、朝の自分と比べて、ほんの少し自信が持てたらいいんです。経験が増えたらいいのです。漢字1つ覚えようでいい。腕をしっかり振って走ろうでいい。元気に挨拶をしようでいい。それなら、結構できると思います。そして、その達成できた事が、自分への自信やもっと頑張ろうという気持ちにつながります。経験が、次の活動や将来何かするときに約に立ちます。

 最後にもう一つ。努力は自分一人では難しいものです。でも、「○○さんすごい!」と言ってくれたらうれしいですね。また、次も頑張れますね。「○○さんすごい!」と言った人も、「よ~し、私も・・・!」となりますね。こんなクラスになれば、2学期すてきですね。そのためには、まず、心のスイッチを「やろう」に切り替えてください。2学期頑張りましょう。

 

7月20日 1学期終業式式辞

皆さん、おはようございます。今日は1学期最後の登校日、1学期の終業式です。1年生にとっては、初めての終業式ですね。4月8日にスタートした1学期。皆さんは、何日学校に来たと思いますか。70日です。1年生は入学式が11日でしたから、69日です。皆さんは、この70日の間にたくさんの経験や勉強をしました。

1年生は、4月の初めは、給食や掃除、下校などを、みんなに手伝ってもらっていましたが、今では、自分たちでできるようになっています。文字を書いたり計算をしたりもできるようになりました。

2年生は、お兄さん、お姉さんらしくなりました。1年生のために、学校探検の各教委室の紹介を描いて貼ってくれました。畑の野菜も立派に成長しましたね。お家でどんな風にして食べましたか?おいしかったでしょう。

3年生は、理科や社会、習字などの新しいことがたくさん始まりました。四国中央市のことも勉強したし、公民館見学や隣保館見学にも行きました。学校の外のことに視野が広がりました。

4年生は、楽しいクラブが始まり、委員会にも参加しました。高学年への仲間入りです。盲導犬の事も勉強し、みんなが幸せに暮らせるようにするために多くのことを考えました。

5年生は、特にクロームブックを使って勉強を頑張りましたね。社会科の研究授業では、四国中央市の先生方からたくさん褒めてもらいました。里芋も楽しみですね。

6年生は、やはり、最高学年としての自覚の高まりでしょう。この1学期、長津小学校のリーダーとして頑張ってくれました。集団登下校の世話やあいさつ、廊下の歩き方や遊び方の手本をみんなに示してくれました。また、大椋集会の発表は素晴らしかったです。平和について皆さんが学習したことが、しっかりと全校のみんなに伝わりました。1~5年生の皆さん、6年生を見習って2学期以降の大椋の発表を頑張ってください。

 さて、皆さん、1学期が始まった時、校長先生が皆さんに頑張ってほしいことを3つお願いしました。覚えていますか?

一つ目は、知恵出せの中で、クロームブックを使って自分の考えをまとめ、それをもとに発表してみんなで話し合う事です。できた人?

二つ目は、声出せの中で、挨拶の魔法を友達にも自分にもかけることです。元気な挨拶ができた人?

3つ目は、あせ出せの中で、目標を持って頑張ることです。できた人。

 今日、この後、皆さんは、担任の先生から、通知表をいただきます。201名分の通知表を校長先生は読ませてもらいました。みんなが頑張ったことや成長してことがたくさん書かれていました。楽しみですね。できるようになったことがたくさんあるでしょう。逆にできなかったことも少しはあるでしょう。どちらも、これからの目標を立てる材料にしてください。

 さて、明日からは、夏休みです。校長先生も子どものころワクワクしました。何日あるか知っていますか。土日も入れると42日もあります。本当に楽しみです。普段はできなかったことができる時間がたっぷりとあります。何か作ったり研究したりするのもいいでしょう。スポーツや習い事に打ち込んでもよいでしょう。家族との時間を大切にするのもいいでしょう。クロームブックを使って復習をしたり興味のあることを調べたりしてもよいでしょう。何かめあてをもって充実した夏休みにしてください。新型コロナウイルスや、水の事故、交通事故などに気を付けて、自慢できる夏休みにしてください。8月17日の全校登校日や9月1日の始業式に、自信をもって頑張ったと言える元気な皆さんに会えることを楽しみにしています。               

 

6月1日校長講話「誰もが安心して学べる場」

 今日は、「誰もが安心して学べる場所」についてお話します。早速ですが、周りの友達の顔を見てください。どうですか?同じ顔がありますか?双子なら似ているかもしれませんが、みんな違うと思います。みんなの顔が違うように、一人として同じ人間はいませんね。得意なこと、苦手なこと、好きなこと、嫌いなこと、できること、できないこと、全部人によって違います。その違いを「個性」といいます。校長先生がめがねをかけていています。これも「目がわるい」マイナスに捉えるのではなくて、個性です。

 ところで皆さん、ピアニストの「辻井信之」さんを知っていますか。テレビではヤクルト1000のコマーシャルに出ていました。辻井さんは、生まれた時から目が不自由でした。ピアノが得意です。校長先生が話すより、実際にピアノの演奏を聞いた方がよく分かるので、少し聴いてみましょう。(辻井さんの演奏)

 素晴らしいですね。校長先生ももっと聞いていたいのですが、これくらいにして、先ほども言いましたが、辻井さんは生まれた時から原因不明で目が不自由でした。しかし、お母さんが、家の仕事をするときにかけるショパンの「英雄ポロネーズ」(さっきの曲です。)を聞いて喜んだことから、辻井さんは、音に対してとても敏感な感覚を持っていることが分かったそうです。そして、幼いころからピアノに親しみ、盲学校(目の不自由な方が、自分の力を伸ばすために勉強する学校)で学びながら10歳の時に交響楽団に入り、大人と一緒に演奏しました。その中で、ピアノの練習や音楽の勉強に励み、その後も、世界的に有名なピアノコンクールで優勝を果たします。今では、世界で活躍するピアニストです。

 それでは、なぜ、辻井さんは世界的なピアニストになれたのでしょう。大きく2つあると校長先生は思います。

 まずは、お母さんが辻井さんの良さに気が付いたことです。もし、お母さんが気付かなければ、今の辻井さんは無かったかもしれません。普段から、校長先生も皆さんの担任の先生も、「お友達のすごいところや頑張っていることを見つけましょう。」とよく言っています。友達から「すごいね。」と言ってもらえると、頑張ろうと思う力になります。そして褒めた方も「○○さんが頑張っているんだから私も負けないぞ!」と互いに頑張れます。そういうクラスは、みんなで頑張って伸びるクラスです。逆に、友達のいやなことを言うクラスは、足の引っ張り合いのクラスです。皆さんは、友達の良さや頑張っていることをたくさん見つけていますか?

 もう一つは、辻井さんの良さを伸ばせる場所があったからです。目が不自由な辻井さんにとって、することが難しいこともたくさんあります。それを手助けしてくれる場所、盲学校や交響楽団があったからです。今の社会には、いろんな学ぶ場所があります。たとえば、長津小学校には1年生から6年生の教室、松組、竹組、さくら組、音楽室、理科室などがありますね。長津小学校の外には、先ほど言った、目の不自由な人のための盲学校、耳の不自由な人のための聾学校、最近では心が疲れてしんどくなってしまった時、心を休めながら勉強をするフリースクールもたくさんできました。放課後デイケアサービスもそうですね。本当にいろんな学ぶ場があります。これらの場所は、誰もが安心して勉強したり自分の個性を伸ばしたりするお手伝いをするためにあります。どこで学んでも、そこで、精一杯頑張っていますから、みんな同じように素晴らしいと校長先生は思います。最初に話したように、人は、得意なこと、苦手なこと、できること、できないことがみんな違います。校長先生は、視力があまり良くありません。めがねをかけないと、みんなの顔も見えません。でも、めがねがあるから自分のしたいことができます。これもある意味めがねからのお手伝いです。もし、めがねをかけても見えなかったらどうしたら良いでしょう。誰かが言葉や音で伝えたり、盲導犬や杖を使ってお出かけをしたり、本を読むときは点字を勉強して指で触って読んだりします。これができるようにすることも手助けです。点字は、町の中や皆さんの家にもありますね。たとえば、エレベーター、洗濯機などの電気製品、階段の手すりなどにもありますね。また、大きな音や騒がしさが、とっても苦手な人います。その人が安心して勉強でできるためにはどうしたらよいと思いますか。イヤマフや、少しの人数で学習できる落ち着ける静かな部屋があればいいですね。足が不自由な人が安心して勉強したり生活したりできるには、どうすれば良いですか。車いすや、スロープ、手すりがあればいいですね。ほかにもたくさんありますが、今は、このように、様々な工夫をして、誰もが安心して生活したり勉強したりできるようになってきています。

 じゃあ、このような工夫があるだけで大丈夫でしょうか。いろんな工夫をたくさんしても、できないことや難しいこともあります。そんなときに大切なことは、やはり相手に対して、優しさや思いやりの心を持って接することです。相手と一緒に遊んだり勉強をしたりして、その人をよく知ってください。そして、できること、できないことを理解して、そっと手助けしたり声をかけたりできるといいですね。辻井さんが通った盲学校や交響楽団には、そんな人たちがたくさんいたのだと思います。だから、安心して、ピアノに打ち込めたのでしょう。もし自分に手助けが必要なとき、また、皆さんの周りに手助けを必要とするお友達がいるときは、今日、校長先生がお話しした、いろんな学ぶ場があること、安心して勉強したり自分の個性を伸したりするお手伝いをするためにあること。そこで学び、自分を精一杯伸ばせば良いこと。最後は優しさや思いやりが大切なこと。を思い出してください。皆さん、自分に合った場所で頑張ってください。そして、その頑張りをみんなで応援し合ってください。

 

5月11日 校長講話「運動会について」

 5月15日は長津小学校の運動会ですね。今日は、運動会についてお話します。皆さんは、ゴールデンウイーク前から、運動会に向けて一生懸命に練習してきました。皆さんが練習している様子を校長先生は、よく見せてもらい、その時の写真があるのでちょっと見てみましょう。

 今年の運動会も、もう仕上げの段階です。皆さんの準備は、大体できていますね。

じゃあ、見に来てくれる人についてはどうでしょう。今年もそうですが、ここ最近、運動会は、コロナ禍により家族限定の応援となっています。以前は、おじいちゃんおばあちゃん、親戚の人、地域の人など、たくさんの人が見に来てくれていました。今は、見に来ていただくことができずにとても残念ですが、それでも地域皆さんは、長津小学校の運動会を応援してくれています。どうやって応援してくれているか知っていますか。たくさんあります。

まず、駐車場のお世話です。地域の皆さんは、朝早くから来て、皆さんのお家の人が来たときの車の整理をしてくれています。学校の周りの会社やお寺の方は、自分のところの駐車場を学校に貸してくれています。ありがたいですね。

 また、運動会のとき、感染症対策のために運動場に勝手には入れません。受付で参加カードを出して、体温を測って、リストバンドをつけなければ学校に入れません。そのお世話を、皆さんのお家の人がしていたら、お家の人は皆さんを見ることができません。先生がしていたら、運動会が進みません。そこで、地域の皆さんが、代わりにお手伝いをしてくれています。

 さらに、トイレのお掃除や消毒、テントの準備や片付けもしてくれています。地域の皆さんは、自分たちは、あまり見ることはできなくても、一生懸命にこの運動会を支えてくれます。それくらい、地域の皆さんは、この運動会を大切にしてくれています。感謝しないといけませんね。じゃあ、なぜ、そんなに大事にしてくれるのか考えたことはありますか?

 

 話は少し変わりますが、皆さん、このマークをしていますか?そうです、オリンピックの五輪マークです。この5つの輪は、世界の5つの大陸を表しているそうです。オリンピックは、古代ギリシアではじまりました。もともとはスポーツというより神様に捧げるお祭りで、走るだけだったそうです。この頃は至るところで戦争が起こっていましたが、神様に捧げるお祭りなので、オリンピックをしている間は戦争もお休みだったそうです。それから、1500年くらいオリンピックは行われていませんでしたが、ピエール=クーベルタン男爵が呼びかけて、今のようなオリンピックがはじまりました。目的は、「スポーツを通して心身を向上させ、国や文化をこえて理解し合い、平和でより良い世界の実現に貢献する」ことです。ギリシャのアテネが第1回目で、多くの国で行われてきました。最近行われた東京オリンピックや北京オリンピックでも、世界中から集まってきた選手が、一生懸命に競技をしている姿を見て、皆さんも感動したでしょう。校長先生も感動しました。

 話を、長津小学校の運動会に戻します。皆さんは、まだ、小学生ですが、小学生であっても、一生懸命に全力で頑張っている姿は、お家の人や地域の人たちを感動させる力を持っています。今まで、校長先生、長津小学校も含めて、いろんな学校で運動会を見てきました。かけっこやリレーで競り合っているときには大きな歓声が上がります。ダンスをしているときは、笑顔で真剣に見て、終わったときには盛大な拍手を送ってくれます。かけっこでころんだとき、痛いのを我慢して起き上がり、最後になってもゴールしたときには、みんな惜しみない拍手を送ってくれます。ある学校では、車椅子に乗っているお友達が、学級のみんなと考えた特別ルールで運動会に参加しているところを見ました。その子の笑顔と周りのみんなの笑顔は最高でした。見ている人たちも、一生懸命に応援していました。みなさんが真剣に頑張っている姿は、オリンピックに負けないぐらい見ている人に感動を与えることができます。だから、お家も人も地域のみなさんも、この長津小学校の運動会を大切にして、一生懸命に応援してくれるのだと校長先生は思います。このことをしっかりと心にきざんで、今年のスローガン「あせ出せ 声出せ 絆を深める運動会」に向かって、残りの練習を頑張り、運動会当日にその成果を発揮してほしいと思います。今年もケーブルテレビが取材に来てくれて、皆さんが頑張っている様子が放映されます。その姿でも、みなさんの思いは伝わります。感動の恩返しをしてほしいと思います。運動会まであと少し。頑張りましょう。

4月11日 令和4年度入学式式辞

 四十名の新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。  

今日からみなさんは、長津小学校の一年生です。元気いっぱいの一年生を迎えて、先生たちも、二年生から六年生までのお兄さんやお姉さんも、うれしさでいっぱいです。

そして、今日は、皆さんのご入学をお祝いするために、

四国中央市教育委員会 学校教育課 課長補佐 新谷 朋子 様

四国中央市議会議員            三浦 克彦 様         

をはじめ、四名のご来賓の皆様が来てくださいました。うれしいですね。ご来賓の皆様、本日はご臨席賜り、厚くお礼申し上げます。

 さて、一年生のみなさん、今、皆さんの目はキラキラと輝いています。先ほど担任の先生から名前を呼ばれた時の「はいっ」の返事も立ち方も、とても素晴らしかったです。皆さんは、もう、立派な長津小学校の一年生です。そんな皆さんに、校長先生から、いくつかお願いがあるのですが、今日は、一つだけお願いします。聞いてくれますか?

それは、「元気に挨拶をする。」ということです。今朝、起きた時に、おうちの人に「おはようございます。」と言えましたか。保育園や幼稚園では、先生やお友達に、「おはようございます。」と元気に挨拶できていましたか。できていた人、手を挙げてください。素晴らしい。手を下ろした後の姿勢もいいですね。明日の朝、学校に来るとき、町の人やお友達、先生に笑顔で元気に挨拶をします。元気に挨拶をすると、お互いに気持ちがいいだけでなく、心や体に力が湧いてきて、勉強や運動など、いろんなことができるようになります。また、お友達もたくさんできて、学校が楽しくなります。今日は、六年生のお兄さんお姉さんが、体育館で皆さんの入学をお祝いしてくれています。教室では、二年生から五年生のお友達が、皆さんに会えるのを楽しみにしています。みんな優しいお友達です。分からないことがあったら何でも聞いてください。6年生の皆さん、よろしく頼みましたよ。挨拶をするといいことばかりです。明日の朝、校門の所で、校長先生は皆さんをまっています。元気いっぱい、笑顔いっぱいの挨拶を楽しみにしています。約束ですよ。

 さて、保護者の皆様、お子様のご入学まことにおめでとうございます。教職員一同、心よりお祝い申し上げます。

小学校の6年間は、自分の人生を自分で切り開くための基礎・基本を学ぶ場です。本校では「知恵出せ」「声出せ」「あせ出せ」を合言葉に「進んで学び、思いやりをもってたくましく生きる長津の子」の育成に努力しています。大切なお子様たちが、自分の良さを生かしながら、楽しく学び、仲間とともに伸びていくことができるよう、教職員一同、全力で取り組んでまいります。お子様の健やかな成長のために、ご家庭と学校が心を一つにして取り組んでいけますように、ご協力をお願い致します。

 最後になりましたが、ご来賓の皆様には、今後とも長津小学校のために、それぞれのお立場から、ご支援・ご指導くださいますようお願い申し上げ、私の式辞といたします。

 一年生のみなさん、最後までしっかりと話が聞けましたね。明日からも元気に学校に通ってきてください。 

令和四年四月十一日

四国中央市立長津小学校長 豊 田 博 幸